令和元年度23号末広西道路建設工事

工事は終盤に入りました

 いよいよ工事は、リレーでいうと最終ランナーにバトンタッチする終盤に入りました。 進捗率は、8月末で約80%を超え壁面材も4段(5段が完成高)まで積み上がりました。
 作業は、壁面材の積み上げと盛土の繰り返しで道路を高くしています。下の写真は、盛土の締固めが不足していないか試験(砂置換法)をしているところです。なお、2名の自社職員が連日猛暑の中、現場監督を行い高い技術力で建設生産に邁進しています。

自社職員と試験機関職員が
盛土の締固め状況を確認
高さ4段の壁面材
試験機関による締固め試験


 下の写真は、WBGT測定器(暑さ指数)で熱中症対策を行っている状況です。

 9月は暦の上では秋となりますが今年は、残暑厳しそうな予報です。また、終息しないコロナ禍にも留意し工事関係者全員が無災害で工事を終えたいと思います。

四コーナーから始まる大歓声
(今月号の一句)

 

工事は約7割完成しました

 工事は第3コーナーから第4コーナーを迎え、進捗率は7月末で約7割となり完成まであと数か月になってきました。現場は、先月号で紹介しましたが「補強土擁壁」と「盛土(ICT土工を含む)を交互に施工し積み上げ道路の車道面を高くしています。
 「補強土擁壁」は、説明の繰り返しになりますが、金具で壁面材を固定し、タイバーを設置して転倒に対し支圧板での抵抗力で倒れないようにしています。ボルトの締め付けなど人力施工での繰り返し作業のため、ミスは許されません。また、盛土(ICT土工を含む)は、敷き均し・転圧を慎重に行ない締固め強度を確保する必要があります。
 同じような作業が続き気持ちの緩みで弱点を作らないよう慎重に行っています。

タイバー
壁面材


 長雨が続いた今年の梅雨もやっと開け夏本番の季節になってきました。本現場の土質は雨水を含むと作業が難しくなり工程を少し心配していました。また、コロナ禍の第2波がやってきたようです。引き続き日常の安全管理は基より熱中症・コロナ感染症の防止対策を講じ、工事関係者のゼロ災害を目指しています。

完成の音を聞いたか遠花火
(今月号の一句)

 

いよいよ工事は中盤を迎え、これから完成に向かって最盛期になってきました

 現場は、「補強土擁壁」と「盛土(ICT土工)」が運動会の二人三脚のように交互にバランスをとりながら、新しい道路を高く構築していきます。「補強土擁壁」を先行して積み上げその後、盛土を施工します。現在、3段まで終え、後2段高くして本工事の完成です。
 実際、現場で見るとその壁の高さに迫力があります。まだ、高くなるので一見、倒れないか心配になってきますが、力学的にバランス(安定)を十分に計算し設計してありますので心配はいりません。そこが土木技術の素晴らしさだと思っています。


 いよいよ季節も気温がぐんぐん高くなり酷暑になってきました。熱中症には十分注意し、またコロナ禍の第2波にもアンテナを高くし注視しながら引き続いて工事関係者のゼロ災害を目指しています。

無駄な汗一滴もない工事現場
(今月号の一句)

 

本格的にICT土工が開始しました

 本工事のICT土工は、ブルドーザー(MC:マシンコントロール)とタイヤローラー(GNSS)の組み合わせで路体盛土を構築します。人工衛星(GNSS衛星)から衛星測位システム(GNSS)を介し座標データ等をリアルタイムに取得でき、ブルドーザー(MC)は自動制御できる排土板で敷均します。タイヤローラーはオペレーターがモニターを見て転圧状況が確認でき、品質及び精度の高い施工が迅速に可能となります。土木の情報化技術を少しでも知っていただき、近い将来、さらに進化するであろうIOTの世界にご期待ください。

ICT建機
こんなモニターを
運転席に装着します
基地局(監視)


 季節も本格的な夏の足音が聞こえてきました。新型コロナウイルス感染症は「緊急事態宣言の解除」が発令されましたが、引き続いて工事関係者が感染防止に努め熱中対策とともにゼロ災害を目指しています。

ギヤチェンジしながら目指すゴールイン
(今月号の一句)

 

主要な工事が始まりました

 いよいよ本工事も主要な工種である「補強土壁」の施工が始まりました。
 「補強土壁」は、コンクリート製のパネル(幅0.5m~1.0m、長さ約1.5m)を金具で固定しタイバー(支圧板付き)をパネル(写真(b))に接続して積み上げる工法であり近年、多く施工されています。施工にあたって注意する事は、パネル一枚でも垂直度が変わると最終的に歪んだ壁になってしまうリスクがあります。そうすると力のつり合いが不均衡になり壁構造全体の安定性が成立しなくなります。これから、高く積み上がっていきますのでご覧いただきたいと思います。
 また、本工事のPRポイントであるi-constructionの「ICT土工」ですが、残念ながら今回での紹介は出来ませんでした。進捗状況は、ステップ②の3次元設計データ作成は終了しておりますので「補強土壁」の施工がもう少し進み、ICT建機(ブルドーザー)のキャリブレーション(確認試験)が終了すれば次回から紹介できると思いますのでお楽しみに。

(a)全景
(b)部材


 現在、新型コロナウイルス感染症が深刻化し拡大防止として「緊急事態宣言」が発令されています。本工事においても工事関係者が感染防止対策(ポスター掲示による注意喚起、体温測定、日誌、うがい、消毒、マスク着用など)を徹底し感染者ゼロを目指しています。

一粒の汗に蛙の応援歌(今月号の一句)

 

順調に進んでいます
~暫くするとICT建機が登場します~

 前回の報告で本工事のアピールすべき特徴的な土木技術としてi-construction(アイ・コンストラクション)のトップランナーである「ICT土工」を実施することにあると紹介しました。
 現在、「ICT土工」の進捗状況は、最初のステップとしてドローンによる空中写真測量(ステップ①)は終了し、得られた現地の地形データをデジタル化しています。そして、本工事で施工する路体盛土工の設計データを地形データに重ね合わせ問題点などを抽出・処理し、次のステップとしてICT建機(今回はブルドーザーを使用)に誤った数値を入力しないよう3次元(XYZ)のデータチェックを行っています。
言葉で説明するのは難しいのですが、3次元データ作成のイメージは下記(左側の図)のようになります。この作業は膨大な数値との睨めっこで神経を使いますが正確にしておかないと誤った結果になりますので慎重さが求められます。
 もう暫くしますとAIのようなロボット化したブルドーザーが正しく、元気に土を盛り上げてくれると思いますので次回以降の報告を楽しみにして下さい。
 あと今回は、延長(L)約54m、高さ(H)約3.0mの重力式擁壁(下記右側の写真)を築造しました。この重力式擁壁(現場でコンクリートを型枠内に入れて造る構造物)は、半永久的に車道を支え続けるため構造物としての安定性と強度等の品質が求められるため当社独自の管理基準をクリアーして完成しています。

3次元設計データ作成(例)
(中部整備局HP i-con 資料より)
4号重力式擁壁の完成


 工事は、順調に進んでいますが新型コロナウイルスが猛威をふるっていますので工事従 事者全員が感染防止に努め無事、完成を目指します。

前傾を保つポジティブシンキング(今月号の一句)

 

工事が始まりました~UAV(ドローン)も飛び立ちました~

 本工事は、国道23号中勢BP(「BP」とは「バイパス」の略)の道路事業を推進している国土交通省三重河川国道事務所様より受注し新しい道路を築造します。
 主な工事の概要は、延長460mの工事区間において路体盛土(地盤の上に土を盛ること)と補強土擁壁(工場で製造したコンクリート製の壁面材を垂直に構築し盛土と共に擁壁構造とすること)を施工します。その中でもアピールすべき特徴的な事として路体盛土工(約11,000㎥)は、i-construction(アイ・コンストラクション)のトップランナーである「ICT土工」を実施します。i-constructionは、建設業における就業者の高齢化や労働力不足を解消すべく建設現場の生産性の向上を目的に情報化技術を導入するもので国を上げて推進されているところです。
 本工事で施工する「ICT土工」は、①UAV(ドローンにカメラを搭載)による3次元の起工測量を行い②起工測量データを基に構築物の3次元データを作成③ICT建機(本工事の場合はブルドーザーを使用)による施工④立体的な出来形管理図(ヒートマップ)の作成という主なプロセスを実施し品質の高い建設生産を目指し発注者に引き渡すべく工事を進めてゆきたいと思っています。
 今月号は、前述の①UAV(ドローン)による起工測量を紹介し②~④は、次回以降に順次紹介しますのでお楽しみに。

※ドローンとは
日本語:無人航空機 / ドローン
英 語:Unmanned Aerial Vehicle / Drone

ICT土工の完成に向けて
離陸しました
今回、使用したドローンです


 工事従事者がワンチームとなって安全第一で工事を進めるとともに近隣の皆様には工事期間中、ご不便をおかけすることもあるかと思いますがどうぞよろしくお願い致します。

始まりは雨のち晴れの日の一歩(今月号の一句 : 作者不詳)

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