令和元年度23号末広西道路建設工事

順調に進んでいます
~暫くするとICT建機が登場します~

 前回の報告で本工事のアピールすべき特徴的な土木技術としてi-construction(アイ・コンストラクション)のトップランナーである「ICT土工」を実施することにあると紹介しました。
 現在、「ICT土工」の進捗状況は、最初のステップとしてドローンによる空中写真測量(ステップ①)は終了し、得られた現地の地形データをデジタル化しています。そして、本工事で施工する路体盛土工の設計データを地形データに重ね合わせ問題点などを抽出・処理し、次のステップとしてICT建機(今回はブルドーザーを使用)に誤った数値を入力しないよう3次元(XYZ)のデータチェックを行っています。
言葉で説明するのは難しいのですが、3次元データ作成のイメージは下記(左側の図)のようになります。この作業は膨大な数値との睨めっこで神経を使いますが正確にしておかないと誤った結果になりますので慎重さが求められます。
 もう暫くしますとAIのようなロボット化したブルドーザーが正しく、元気に土を盛り上げてくれると思いますので次回以降の報告を楽しみにして下さい。
 あと今回は、延長(L)約54m、高さ(H)約3.0mの重力式擁壁(下記右側の写真)を築造しました。この重力式擁壁(現場でコンクリートを型枠内に入れて造る構造物)は、半永久的に車道を支え続けるため構造物としての安定性と強度等の品質が求められるため当社独自の管理基準をクリアーして完成しています。

3次元設計データ作成(例)
(中部整備局HP i-con 資料より)
4号重力式擁壁の完成


 工事は、順調に進んでいますが新型コロナウイルスが猛威をふるっていますので工事従 事者全員が感染防止に努め無事、完成を目指します。

前傾を保つポジティブシンキング(今月号の一句)

 

工事が始まりました~UAV(ドローン)も飛び立ちました~

 本工事は、国道23号中勢BP(「BP」とは「バイパス」の略)の道路事業を推進している国土交通省三重河川国道事務所様より受注し新しい道路を築造します。
 主な工事の概要は、延長460mの工事区間において路体盛土(地盤の上に土を盛ること)と補強土擁壁(工場で製造したコンクリート製の壁面材を垂直に構築し盛土と共に擁壁構造とすること)を施工します。その中でもアピールすべき特徴的な事として路体盛土工(約11,000㎥)は、i-construction(アイ・コンストラクション)のトップランナーである「ICT土工」を実施します。i-constructionは、建設業における就業者の高齢化や労働力不足を解消すべく建設現場の生産性の向上を目的に情報化技術を導入するもので国を上げて推進されているところです。
 本工事で施工する「ICT土工」は、①UAV(ドローンにカメラを搭載)による3次元の起工測量を行い②起工測量データを基に構築物の3次元データを作成③ICT建機(本工事の場合はブルドーザーを使用)による施工④立体的な出来形管理図(ヒートマップ)の作成という主なプロセスを実施し品質の高い建設生産を目指し発注者に引き渡すべく工事を進めてゆきたいと思っています。
 今月号は、前述の①UAV(ドローン)による起工測量を紹介し②~④は、次回以降に順次紹介しますのでお楽しみに。

※ドローンとは
日本語:無人航空機 / ドローン
英 語:Unmanned Aerial Vehicle / Drone

ICT土工の完成に向けて
離陸しました
今回、使用したドローンです


 工事従事者がワンチームとなって安全第一で工事を進めるとともに近隣の皆様には工事期間中、ご不便をおかけすることもあるかと思いますがどうぞよろしくお願い致します。

始まりは雨のち晴れの日の一歩(今月号の一句 : 作者不詳)

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