工事が始まりました~UAV(ドローン)も飛び立ちました~
本工事は、国道23号中勢BP(「BP」とは「バイパス」の略)の道路事業を推進している国土交通省三重河川国道事務所様より受注し新しい道路を築造します。
主な工事の概要は、延長460mの工事区間において路体盛土(地盤の上に土を盛ること)と補強土擁壁(工場で製造したコンクリート製の壁面材を垂直に構築し盛土と共に擁壁構造とすること)を施工します。その中でもアピールすべき特徴的な事として路体盛土工(約11,000㎥)は、i-construction(アイ・コンストラクション)のトップランナーである「ICT土工」を実施します。i-constructionは、建設業における就業者の高齢化や労働力不足を解消すべく建設現場の生産性の向上を目的に情報化技術を導入するもので国を上げて推進されているところです。
本工事で施工する「ICT土工」は、①UAV(ドローンにカメラを搭載)による3次元の起工測量を行い②起工測量データを基に構築物の3次元データを作成③ICT建機(本工事の場合はブルドーザーを使用)による施工④立体的な出来形管理図(ヒートマップ)の作成という主なプロセスを実施し品質の高い建設生産を目指し発注者に引き渡すべく工事を進めてゆきたいと思っています。
今月号は、前述の①UAV(ドローン)による起工測量を紹介し②~④は、次回以降に順次紹介しますのでお楽しみに。
※ドローンとは
日本語:無人航空機 / ドローン
英語:Unmanned Aerial Vehicle / Drone
工事従事者がワンチームとなって安全第一で工事を進めるとともに近隣の皆様には工事期間中、ご不便をおかけすることもあるかと思いますがどうぞよろしくお願い致します。
始まりは雨のち晴れの日の一歩(今月号の一句 : 作者不詳)